太陽×火星のシナストリーアスペクト

一番情熱的なアスペクト。
大恋愛にも発展しやすいし、大げんかにも発展しやすいです。

ガス栓が大全開のバーナー(太陽)と着火剤をつけた薪(火星)みたいな関係です。
うまくいけば夜空の星より明るいし、下手したら両者ともに大火傷。
火傷ならまだいいですけど、周囲を巻き込む大爆発とかやめてください。

太陽が火星に火をつけると言われていますが、火星も元からかっかかっかと情熱燃やしとりますんでね。
太陽が火星に飲まれるってことも、太陽や火星の品位、ネイタルのアスペクトの強さによってはあります、火星勝ちます。

合が最も良い相性で、ソフトアスペクトは角度が小さくなるほど情熱具合もソフトになります。
ハードアスペクトは炎上注意の組み合わせ。

目次

  1. 太陽×火星 0°コンジャンクション
  2. 太陽×火星 120°トライン
  3. 太陽×火星 60°セクスタイル
  4. 太陽×火星 90°スクエア
  5. 太陽×火星 180°オポジション
    1. Post

太陽×火星 0°コンジャンクション

評価 :5/5。

「宇宙版・情熱大陸」出演決定レベル。
お互いに火花バチバチ、やる気MAX、情熱と情熱が手を取り合って「さあ、人生を全力疾走しようじゃないか!」という感じ。
ふたりそろえば、エネルギーは倍、いや三倍、いや…むしろ核融合⁉

太陽は「俺が照らすぞ!世界を!」と堂々と舞台の真ん中に立ち、そこへ火星が「その舞台、爆破しようぜ(比喩)」とばかりにアクションをぶっ込んでくる。
創造×行動、理想×実行、スター×戦士のコンビネーション。

もう敵なし。

でもこのふたり、テンションが合ってる時は最高だけど、ズレた瞬間…はい、戦争です。
全てを燃やし尽くし、残るものはありません。ある意味すっきり??



リーダーシップの奪い合い、プライドとプライドの衝突、しかもどっちも引かない!
ただこのアスペクトの争いは熱すぎてある意味芸術なんですよ。
この情熱が愛にも争いにも火をつけます、もう大恋愛ですよ。

というか、ぶっちゃけると、性的な官能さを激しく感じる組み合わせ。
金星と太陽が「灯」の関係と言うならば、こちらは「核融合」の関係。
燃える。
文字通り、燃えるんですよ。
肉体が燃えるんですよ、火星に火がついているのでね。
「燃えるような関係」ではなく、「燃える関係」。


恋愛?アツアツです。あっつあつ。火傷に注意。
喧嘩?もはや格闘技。怪我に注意。

要は「同じ方向を向いていれば最強、すれ違ったら跡形もなく灰になって終了」です。

火星が「太陽さん、いまこそ突撃の時ッ!」とけしかけ、太陽が「おう任せろ!」と光を浴びせたら、もうふたりでエベレストも火星も登頂完了!!

太陽×火星 120°トライン

「成功製造マシーン」のペア。

太陽と火星がトラインだと、もはや「やればできる二人」の集まり。
ふたりそろえば、目標は射程圏内、夢は実現候補。
しかもスムーズ。努力してるのに楽しそう。
それズルくない?ってくらい息が合ってます。

太陽が「未来を照らす!」と言えば、火星は「オッケー、そのために走るね!」と即行動。
ふたりのエネルギーはお互いを助け合い、押し合い、しかもぶつからないという神調和。
二人でいるとずっと頑張れちゃう不思議。

恋愛的にもアツいです。
こちらも合のアスペクト同様に、いい意味で「野生み」感じます。
ふたりがそばにいると、空気が常にちょっと温度高め。
デートなのに筋トレ始めちゃうかも(比喩)。
情熱的で、でも自然体。
火星の「攻めたい」気持ちに、太陽の「受けて立とうじゃないの」が完璧に噛み合う。
ナチュラルみというソフトさが入るのが120°。

「一緒に何か成し遂げたい」と思える関係。
それがこのアスペクトの魔法。
人生というマラソン、最強のバディ見つけちゃったかもしれませんよ?

太陽×火星 60°セクスタイル


“燃え上がりすぎないちょうどいい情熱”。
ちょうどいい熱量。

ふたりとも「やるときゃやる」タイプだけど、片方が猛ダッシュしたら、もう片方が「水分補給も忘れずにね❤️クールダウンしよ」とナイスサポートしてくれるような絶妙バランス。

太陽が「人生は冒険だ!」と旗を振れば、火星が「じゃあ、地図はこっちね!」と一緒に突き進む。
でもムダにアツくならないところがまたイイ。
これが“冷静な熱血”ってやつです。

火星は太陽のやる気スイッチを自然に押してくれて、太陽は火星の突進力にちゃんと意味と目的を与える。
お互いが「ただの暴走」や「空回り」を防ぎ合える、まさに「戦略的情熱コンビ」!

このアスペクトを持つふたりは、スポーツでもビジネスでも恋愛でも、「一緒に戦ってる」感じがたまらない。
お互いの背中を預け合える、そんな戦友感がたまらないんです。
恋の応援団長×アスリート魂、ながくつづく関係では息切れしないことも大事。
いい組み合わせ。

太陽×火星 90°スクエア

はい、出ました!
「どっちが上かはっきりさせようじゃないの対決」
このふたり、基本エネルギーは強いんですが、方向がズレてると途端に「バチバチの主導権争い」が始まります。
まさに「太陽王 vs 火星戦士」!

太陽が「こうあるべき!」と言えば、火星が「いや、それは俺流じゃない!」と反論。
お互いに信念強め&自我バッチリなので、一度スイッチが入ったら最後、どっちも “絶対に引かないマン” になります。
ふたりとも相手に、勝ちたいんです。譲れないんです。

火星が「もっと早く!強く!ガンガン行こうぜ!」と急かせば、太陽は「ちょ、俺のペースもあるから!」と苛立ち。
いつも喧嘩。四六時中喧嘩。
太陽が上から目線でくると、火星が「誰にモノ言ってんだゴルァ」モード発動。
このやりとり、カップルでやってたら隣人が心配します。

でもね、ぶつかるからこそ、深く理解し合えるってのもある。
摩擦は熱を生む。
気をつけるべきは「勝つこと」じゃなくて「ふたりで進むこと」。
議論に勝って、恋に敗ける…なんて展開、避けたいところです。

太陽×火星 180°オポジション

これぞ “引力と反発力の共存” 。
お互い惹かれ合ってるのに、気づいたら反発してる、みたいな不思議な関係。
それが太陽×火星オポジション。
恋かライバルか、はたまたその両方か⁉

太陽が「俺が中心!」と言えば、火星は「いや、俺も動きたいんだよ!」と譲らない。
火星が「ついてこい!」と言えば、太陽は「それは俺のセリフだ!」と押し返す。
リーダーシップの押し問答が日常茶飯事です。

でもね、火星はぜったいに太陽には勝てないの。
先に逃げ出すのは火星の方。

火星は太陽の「ちょっと自信満々すぎじゃね?」なところにムズムズ。弱。
太陽は火星の「なんでそんなに攻撃的なの?」な姿勢にイライラ大爆発。強。
火星が枝で殴りかかっても、棍棒もってる太陽が勝つに決まってる。

でも、お互い気になって仕方ないのよ…だからやめられないのよ…!

この関係のミソは、「ぶつかって終わり」じゃなくて「ぶつかって知ること」。
火花散らしながらも、どこかで“相手に影響されてる自分”に気づくはず。
ぶつかるたびに成長する、そんな “情熱の修行カップル”。