火星×冥王星のシナストリーアスペクト

火星(行動力・欲望・闘争心)と冥王星(支配・極限・変容)。
この組み合わせは、とにかく強烈です。
強烈で、濃く、極端。

抗えない。近づくほど、深くなる。バチバチする。

軽い関係にはなりません。「すべてか、何もないか」。それがこの相性の本質です。

ここには性的魅力、支配欲、忠誠、変容、すべてが含まれます。
出会えば何かが変わる。
もし続けるなら、軽い関係では終わらないし、痛い目を見るかもしれません。。。

ソフトでもハードでも、原始的で本能的な衝動を掻き立てられる相手です。
つまりは、繊細さや包容力、思いやりはここにはありません。
恋人同士の甘やかさというのは他のアスペクト(月や金星)の仕事で、ここには本能と衝動のみが強く鮮やかに力を放ちます。

はっきりいって、長く続ける恋愛や結婚にはあまり向きません。
「あの時のあの二人、濃すぎたな」といつか思える時がきたら良いのですが。
ソフトアスペクトだとビジネス向きです。上下関係ははっきりになります。
真っ当に手堅く事業をしたい二人には向きません笑。
でも大きなことを賭けてやっていく相性は良いです。それに、勝てますよ。

ネイタルだと典型的な「アスリートアスペクト」です。
破壊的になるか、劇的な成長になるか。
それは「力をどう使うか」にかかっています。
支配すれば崩れてしまいますが、尊重すれば、最強。

相手を征服したいのか、それとも共に進化したいのか。
続けるか選ぶのは、二人の意志。

恋愛で緩和するアスペクトがないと、いわゆる遊びの恋。
セフレというよりかは、ワンナイトラブもあるかも。
あと暴力、ドメスティックバイオレンスにも気をつけて!

目次

  1. 火星×冥王星 0°コンジャンクション
  2. 火星×冥王星 120°トライン
  3. 火星×冥王星 60°セクスタイル
  4. 火星×冥王星 90°スクエア
  5. 火星×冥王星 180°オポジション

火星×冥王星 0°コンジャンクション


身体的な相性、化学反応、リズム——すべてが噛み合いやすいです。

出会った瞬間に空気が変わることもあります。
でも大抵は持続はしません。

もし持続したとき、二人が見る景色は地獄なのか天国なのか、冥王星が火星に見せる世界はいずれにしても極端で濃いのです。

ただしこれは単なる情熱ではなくて、執着、独占欲、極端さも伴います。

冥王星は火星の高次の振動とも言われます。冥王星の深さは、火星の本能を見抜きます。
そして問いかけるのです。

冥王星:「その欲望は本物か?」

火星は答えなければなりません。
それがこの関係においての、約束ですから。

冥王星は火星に自己変容を促します、表面的な衝動ではなく、根源的な力へと引き上げる。困難を乗り越える強い意志を与えることもあります。

しかし同時に、権力争いも起こりやすい。
火星は主導権を握ろうとし、冥王星は水面下でコントロールしようとする。

こんな二人は嫉妬や疑念も強まりやすいのです。
火星は「所有されている」と感じることがあり、冥王星は「裏切られるのでは」と疑うことがある。

けれど、この強い独占欲があるからこそ、
忠誠心も極端に強い。

火星×冥王星 120°トライン

情熱が深く、調和を目指す関係。
火星と冥王星はどちらも性的エネルギーを象徴する天体なので、そのため、強い相性を示します。

どこか原始的な感覚。理屈より本能。

火星は押し出す力。冥王星は受け止め、深める力。

情熱はただ激しいだけでなく、奥行きがでてきます。

愛においては、絶対的な忠誠が求められます。
裏切りへの恐れが深いからこそ、確かな信頼が必要。
土星的な約束なんて意味がないのです、忠誠を誓える愛でなければ、二人にとってはなんの価値もないのです。

また、野心を共有することも多いので、一緒にいると、大きなことを成し遂げたくなっちゃうふたり。
ビジネスだと大きな賭けをしちゃいますね。でも勝率は高いです。
一緒に事業をするとか、そういう社会的な大きなものに向かう関係の方が燃えると思います。

火星×冥王星 60°セクスタイル

力が建設的に使われやすくなります。

火星が冥王星の再生欲求に火をつけ、冥王星が火星の持久力を鍛えます。
二人はお互いの意志力を強め合い、大きな目標を達成しようと努力に迎える関係です。

喧嘩をしてもただ燃えるのではなく、喧嘩しながら進化を目指す、情熱家のふたりです。

火星×冥王星 90°スクエア

冥王星は火星の欲望を操作しようとし、火星は怒りや力で対抗しようとする!

パワーゲームになりやすい。どちらが優位に立つか、どっちが偉いか、どっちが頑張ってるか。
いつもそんなことでバトってるでしょう?

冥王星の破壊的な側面は、火星の短気さを刺激する。
衝突は激しく、極端になりやすい。
言葉も行動も強くなりがち。一度火がつくと、収まりにくいし。

しかしこの配置は、戦い方を学ぶためのものでもあります。
関係が勝つためには、二人ともエゴを手放さなければならない。

支配ではなく協力へ。破壊ではなく変容へ。
それができれば、大きな力に変わります。

火星×冥王星 180°オポジション

冥王星:「もっと深く変われ」と火星に変容を迫ります。

火星は急かされているように感じるかもしれないし、自分の力を守ろうとして、強く出ることもあるかもしれない。
どちらにしても、毎日が「今ここでこの綱を渡らなきゃいけないのか」という気持ちにさせられることも多いでしょう。

ただこの本能×衝動を使うと、とても性の相性が良いと思えたりもします。

性の相性といっても、甘さや雰囲気の良さといったロマンティックさはなく、肉体的快楽の刹那さが合う、という感じです。
ハードアスペクトは特にハードなので(照)、「この人とじゃなきゃ、こんなこと一生体験できないかも」みたいな腹の底から曝け出す、死と生キワキワな快楽的な感覚があります。
そこに陶酔感はありません(それは海王星)。
やり切った感、燃え尽きた感がとても出ます。

ということで、嫉妬や独占欲がテーマにもなりやすいです。
衝突が起きれば、火星の怒りは爆発的に、冥王星の怒りは破壊的に出る。
肉体的な暴力、ドメスティックバイオレンスには本当に気をつけて。
カップルでも親子でも。
後になって後悔するほど激しくなることもあります。

けれど、この配置は力が絶大なだけに、爆発的大きな成功の可能性も秘めています。
二人とも本能的にわかっているでしょう、この関係は「覚悟」が必要だと。

人間関係のコミットメントの基本はとは、一瞬の情熱ではなく、長い年月をかけた献身です。
自分たちにはそれがない。じゃあどうする?

相手を変えようとするのではなく、チームとして変わること。