Not just sweetness—a magnetic pull
甘いだけじゃない引力
愛(金星)と本能(リリス)が出会うとき。
ここには甘いだけじゃない引力と駆け引きが生まれます。
リリスは女性性、金星も女性性です。
このふたつが出会った時に変容するのはリリス側。
どう変容するかというと、金星の影響を受けて人間を本能だけに遡らせると、リリスは男性性に還ると言われています。
人は男からスタートし、男の中から女を作り出すというのが創設記の物語の定説なので。
ソフトではリリスは紳士的に。
ハードではリリスは野獣的に。
ただ合・衝くらいの強さでないと、リリスが化け切らないので、シナストリーとしての影響度はそこまでないでしょう。
火星と金星だと男女の理想をストレートに投影した、ある意味典型的でストレートでわかりやすい関係ですが、リリスと金星だとちょっと変わっている。
なんと言いますか、人間として持っている欲望の捌け口として相手をみていると言いますか・・・
ただリリスなのでしつこくないです。手に入れた瞬間に満足しますので。
ロマンスと野性、本音と欲望。
どこまで自分をさらけ出せるかがテーマになります。
官能的度合いが高いとも言いますが、柔らかなロマンティックさはありません。
あまり囁きというよりかは、本能的な轟音。
目次
金星×リリス 0°コンジャンクション
I’ve found a new love for myself
新しい自分の愛を見つけた
抗えない融合を感じる二人。
出会った瞬間から、空気が変わったでしょう?
静かな恋というより、圧のある惹かれ方。すっと恋愛関係に変わることも多いです。
金星:「どうしてこんなに気になるの?」
リリス(男):「本能でわかるでしょ?」
リリスの持つ生々しい魅力に、金星は強く惹きつけられます。
一方で金星の優雅さや愛し方は、リリスにとって新鮮で甘美で、可愛くって仕方がない!
性的な魅力もお互いに強いでしょう。
ただし、この配置は支配と服従のテーマも浮上しやすいのです。
どちらが主導権を握るのか<誰が誰を求めているのか。
うまく扱えば、深く正直な愛と官能の統合へ。
未成熟だと、嫉妬・依存・パワーゲームに傾く可能性があります。
それでもこの配置は、本当の意味で「自分らしく愛する」とは何かを問いかけてきます。
金星×リリス 120°トライン
Natural sensuality
自然体の官能
強い魅力はあるけれど、破壊的ではない。
火は燃え続けるけれど、家までは焼かない。
金星がリリスの型破りな本能と愛を受け入れられるからです。
一匹狼だったリリスを、金星は「狼だって群れで暮らすんだよ、一緒に暮らそう」と招き入れます。
一緒にいたって、金星はリリスの野性を怖がらないし、リリスは金星の甘さを退屈だと思わない。
金星:「一緒に楽しもう」
リリス:「それなら自由でいられる」
官能と愛情が自然に混ざります。
金星のもつ快楽的な欲望をリリスは否定せず、調和も壊さない。
創造性や芸術的感性も刺激されやすく、二人の間には美しい色気が漂ってます。
依存になりにくく、健全に情熱を育てやすい配置です。
ちょうどいいバランス。
金星×リリス 60°セクスタイル
Light in the shadows
影に光を
この関係だと、リリスの奔放さが否定されないのです。
金星は裁かず、理解しようとする。
金星:「そんなあなたも素敵だと思う」
リリス:「信じてくれて、ありがとう」
リリスが抱えてきた羞恥や抑圧が、少しずつほどけるように、金星は愛を通して、隠してきた部分に光を当てます。
一方でリリスは、金星に執着を手放す自由を教えるます。
愛は所有ではないと、体感で。
穏やかだけれど確実に、自己受容が進む相性。
危うさは少なく、成熟へ向かいやすい配置です。
金星×リリス 90°スクエア
True Feelings and Public Stance
本音と建前
摩擦が強くなってきます。
金星の社交的で丸い愛し方が、リリスには物足りなく映る。
リリス:「もっと本気でぶつかって」
金星:「そんなに強く言わなくても…」
一方で・・・
リリスの率直すぎる表現は、金星の美意識や調和を乱すのです。
金星は「なんてリリスって野暮でダサいんだろう」と。金星の美意識にリリスが当てはまらない。
美意識が大切な金星にとっては、正直でいることと関係を保つことの葛藤があるでしょう。
求めているのに、受け取り方が違う。
リリスは「金星ってなんてつまんないんだろう」と。リリスの本能的な欲望に対して金星はつまらない良い子ちゃんに見える。
金星の恥じらいに対して、リリスもすぐに興味を失って飽きるかもしれません。
この配置は、抑圧してきた欲望や怒りを浮上させます。
逃げれば関係は壊れやすい。
向き合えば、非常に正直で力強い愛に変わる可能性もあります。
簡単ではないけれど、その分、覚醒力は高い相性です。
金星×リリス 180°オポジション
Love or Instinct
愛か本能か
強い引力と同時に、緊張感があります。
金星は調和という美しさを求め、リリスは自由を求める、最初から違う二人なのです。
金星:「ちゃんと向き合ってほしい」
リリス:「縛られたくない」
惹かれ合うのに、愛の形と欲望の形が一致しないことも多い。
特に性的に合わないと言われています。
リリスの欲望リクエストに対して、金星が羞恥心に苛まれるのです。
リリスは解消されない欲望への渇望に苛まれるのです。
嫉妬や所有欲が刺激されやすく、関係はドラマチックになりがちです。
このドラマ、全体的に金星側がリリスに圧倒されるでしょう。
でもこの配置は、「本音で愛せているか?」を問います。
社会的に正しい愛か、魂が震える愛か。
バランスを見つけられれば、互いの中に眠っていた本当の欲望を認められる関係へ。
壊れるか覚醒するか、振れ幅の大きい、非常に磁力の強い相性です。

