When “Love” and “Desire” Collide
君が好きと君が欲しい
「愛してる」と「欲しい」が同時に動く相性。
アスペクトの中で一番性的で、「ストレートにエロい」アスペクトです。
ある意味、まっすぐにエロい。リリスとの絡みよりも、わかりやすくストレートにエロいふたり。
金星が「きれい」「心地いい」「ロマン」を求めるとき、火星は「行動」「衝動」「本能」で動きます。
この組み合わせは、ただの相性ではなく、磁力。
出会った瞬間に空気が濃くなることも珍しくありません。
目が合う。
なぜか逸らせない。
距離が、近い。
男性にとっては金星は理想の女性像で、女性にとっては火星は理想の男性像。
男性が火星で金星が女性側だと、関係はよりスムーズだと言われています。
とは言え、逆でも問題ありません。
いずれにしても火星側が金星を目ざとく見つけだし目をつけ、リードします。
金星:「そんなにストレートに来るの?」
火星:「遠回しにする意味ある?」
金星:(……ないかも)
金星は火星のエネルギーに刺激されます。大胆さ、決断力、熱量。ちょっと乱暴なくらいの情熱に、内側がざわつく。
一方で火星は、金星の柔らかさ、美しさ、優雅さに惹きつけられます。守りたい、触れたい、独り占めしたい。そんな感情が湧きやすい。
この相性は、どのアスペクトでも恋が始まるのが早く、友達期間をすっ飛ばすことも多いです。特に合と衝は強すぎます。
「気づいたら付き合ってた」が起きやすい。気付いたら身体の関係を持ってたとかね。
なぜならこれは、理屈より先に身体と感情が反応する配置だから。
ソフトでもハードでも、恋というより愛に彩りを添えます。
恋人でも夫婦でも、マイナーアスペクトもしくはオーブが広い、で結びついているのをよく見ます。
カップルを結びつけるアスペクトです。
ただし!
こういう強いアスペクトは、強い引力=扱いが難しいエネルギーでもあります。
火星の衝動が強すぎると、金星は「大切にされていない」と感じることがある。
金星が受け身すぎると、火星は「追い続けること」に疲れることがある。
甘さと情熱のバランスが崩れると、些細なことでヒートアップしやすいです。
でも逆に言えば、この相性は「冷めにくい」。
年月が経っても、どこかに火種が残る。
再会すればまた燃える、そんな配置でもあります。
短期なら爆発的。長期なら、情熱をどう成熟させるかがテーマです。
ちなみにですが、異性同士と言う前提で計算すると、合と衝のいずれかのアスペクト同士は36人に一人くらいの出会い。
2クラスに一人、そういう異性がいるという計算ですね。
目次
金星×火星 0°コンジャンクション
In a word, Eros
一言で言うと、エロス
とにかく強い。
初対面から引力が働きやすい相性です。
火星の大胆さに金星はドキッとする。
金星の柔らかさに火星は本能が動く。
そこからの展開も早いです。
金星:「ちょっと強引すぎでは?」
火星:「嫌じゃないでしょ?」
金星:(……嫌じゃない)
火星はまっすぐ。遠回しにしない。情熱を隠さない。そのエネルギーが金星を溶かします。
一方で金星は、火星の征服欲をくすぐる存在。追われる側の色気を自然に出します。
オーブがタイトだと、火星はもう金星のこと一目見た瞬間に本能的に自分のものにしたいと思うし、金星もなぜか理由はわからないけれど圧倒的な火星の魅力に惹きつけられます。
オーブが広め(5°とか)でも、火星は目ざとく金星を見つけます。金星側は意外ととぼんやりしていて笑、火星側にアプローチされるまで「気になってたことに気づかなかった!」とか言ったりします。
この組み合わせはロマンティックでありながら、とても官能的。
時間が経っても引力が消えにくいのが特徴です。
一言で言うと、性的な相性がとてもとても良い二人です。
ふとした瞬間に少し身体が触れ合うだけでも「すごくしっくり」きてしまう。「あっ」と、わかってしまう。
すごく時間があいても「やっぱりしっくり」きてしまう。「やっぱり」と納得してしまう。
ただ、この性的な相性と、長く続く相性は別モノではあるので、そこは頭の片隅に置いといて。長く続くには他のアスペクトが必要です。
合は長期になるとエネルギーがぶつかり、些細なことでヒートアップすることもあります。
情熱は扱い方次第で、愛にもケンカにもなりますのでご注意を。
ちなみにですが、このアスペクトを持つ男女同士が同じ空間で一緒にいると、なぜか周りが気づくくらいにとても目立ちます。
仮に付き合っていなくても、周囲から見て「あの二人、付き合ってる(性的な関係がある)のかな?」と思わせる迫力というか華が生まれます。
つまりは、超お似合いってこと!
金星×火星 120°トライン
The man in pursuit and the smiling woman
追う人と、微笑む人
心地よい化学反応。
派手すぎないけれど、確実に火がつきます。
火星は積極的にアプローチ。
金星は嬉しそうに受け止める。
火星:「可愛いね。」
金星:「またそんなこと言って。」
火星の情熱は金星の自信を刺激し、金星の優しさは火星の荒さを和らげます。火星は守りたいスイッチが入り、金星は愛されている安心感を得る。
良い循環、良い関係。
さらにこの相性は、バランスがいい。
情熱だけでなく、優しさもある。大胆さと穏やかさが共存します。
ただしこの魅力は育てるもの。
意識してロマンスを楽しむことで、どんどん深まるタイプです。
結婚にまで至ったカップル、つまりは夫婦に多いアスペクトでもあります。
金星×火星 60°セクスタイル
Every day where romance and passion blend into everyday life
ロマンと情熱が日常に溶け込む毎日
キャンドルディナーも、ふとしたキスも、全部が絵になる、そんな相性。
金星の美しさが火星を惹きつけ、火星の勇気が金星を安心させる。
触れ合いも視線も、スムーズ。
火星は金星を守りたいと思い、金星は火星を誇らしく思えます。
情熱はあるのに荒れにくい。甘さと欲望がちょうどよく混ざります。
このふたりは長期でも続きやすいのが特徴です。
「まだ好き?」
「当たり前でしょ。」
そんな空気が自然に流れます。
こちらも夫婦にとてもよく見られるアスペクト。
日常はこれくらい穏やかな方が落ち着くよね。
金星×火星 90°スクエア
“I like you, but our timing just doesn’t work out.”
「好きだけど、タイミング合わない」
火花が散ります。良くも悪くも。
火星の直球アプローチに、金星が戸惑うことも。
火星:「なんで避けるの?」
金星:「ちょっと待ってほしいの!」
タイミングが良くないだけ。それも相性というのですが。
火星はスピード重視。金星はムード重視。
火星は衝動的。金星は優雅に進めたい。
魅力は強烈。でも噛み合わない瞬間がある。
火星が情熱的すぎると、金星は押されていると感じるかもしれません。
逆に金星が遠回しだと、火星はイライラ。
嫉妬や独占欲も出やすい相性です。
ただしこの緊張感が刺激になることも事実。ぶつかりながらも離れられない、嵐のような恋になりやすいです。
金星×火星 180°オポジション
“Because we’re complete opposites, it ignites.”
「真逆だから、燃える」
クラシックな「オポジット・アトラクト」。
出会った瞬間、スイッチが入ることも。
エロに、熱望とか欲望とか愛憎とか色々入り混じります。
合がある意味気持ちよくエロにストレートなら、こちらは色々ごった煮。
悪いわけではありません。いろいろあっても好き合って、恋愛にあって損なアスペクトではないのです。
合同様に、火星は金星のことを見つけたら、絶対に見逃しません!
火星は取り憑かれたように金星を積極的に追い、金星はその視線を受け止める。
というより、金星が火星の熱波を受け取り返す前に、火星が金星を自分のものにしてしまうでしょう。
金星も別に困りません。
困るとしたら、この抜け出せないカルマを感じるくらいの二人の関係を悩んだ時くらいです。
お互いが理想の異性像に見えやすい。
だから強烈に狂おしいほどに惹かれます。
物理的、身体的な引力も非常に強い。
このアスペクトも身体的な接触があった瞬間に「この人だ!」とわかります。
合より独占欲や嫉妬が刺激されやすいのもこの相性。
少しの不安が大きく感じられることもあります。
情熱は消えにくいですが、感情の波は激しめです。
若い夫婦だとよく見るアスペクト。
いや、年月が経つと別れるという意味でなく、短い年月で結婚まで勢いで決断できる相性という意味ですよ。
色んな意味で勢いがよく燃える。
そして、正直に言うと――
忘れられない恋になりやすいのは、合よりこの配置です。
倫理観をぶっ壊すくらいの抗えない魅力に、お互いが捕らわれて、捕らわれままになってしまうこともあるので、ご注意を。

