communication deviation value
コミュニケーション偏差値
水星同士が手を組むと、もうそこは知性と感性の社交場になります。
脳内ではアイデアが湧き続け、心はメロディーを奏で、会話はおしゃれなセッション状態。
恋愛においては「おしゃべりライフ」のクオリティに大きく左右します。
息ピッタリで会話が止まらない関係もあれば、あえての議論バトルで燃える関係もあり。
運命的な出会いを感じますが、金星と火星のような肉体的なビビッとした感覚でも、月と金星のような穏やかさの心のフィット感でもありません。
「この人とは価値観が合って理解し合えるなぁ」と思わされる、大人の感情と知性が共鳴しあうような感覚がするのがこのアスペクトの特徴。
特に合ではそれがつよく「ツー」といえば「カー」みたいな気持ちよさがあります。
ハードアスペクトにおいてもそこまで悪くありません。お互いの違いに興味を持てるという知性の美しさが優先されるため、そこでどろっどろの感情任せの衝突は起こりません。
太陽と水星ではブレーン・パートナーシップ感の方が強いと感じるかも知れませんが、水星同士は恋愛においても共鳴しあいます。
水星同士は、意見の交換が愛情の循環。
自分の言葉を投げて、相手の言葉をキャッチして、また返す。
「話せば分かる」「聞けばもっと楽しい」を地で行く、会話偏差値の高い関係になるでしょう。
勝ち負けで考えないようにね!
目次
水星×水星 0°コンジャンクション
Telepathy
以心伝心
会話がスムーズすぎて、もはや口を使う必要ある?レベル。
同じタイミングで同じことを考え、相づちも呼吸ぴったり。
文字にしても声にしても、受け取り方がほぼシンクロしていて、「あ、それ言おうと思ってた!」の連発。
目配せひとつで「はいはい、あの話ね」と分かり合えるシンクロ感は圧巻。
この組み合わせは「お互いの脳にLANケーブル直挿し」状態。
話題が湧き出る泉みたいに止まらない!
言葉を交わすたびに「それ、わかる~!」が連発し、時には言葉すら省略してアイコンタクトだけで全通信完了。
これぞ究極の脳波シンクロ。
二人の会話は、知的ジェットコースター。
くだらない冗談から人生哲学まで、シームレスに飛び交うアイデアの嵐。
しかも両者とも聞き上手だから、話す側も聞く側も全力で楽しめちゃう。
唯一の注意点は、あまりに通じすぎて「察し合いすぎ問題」発生の危険性です。
たまにはちゃんと言葉にして伝えること、忘れないで!
水星×水星 120°トライン
The Silk Road of WordsTable tennis rally
言葉のシルクロード
会話がなめらかすぎて、「あれ、今のやり取りって呼吸してただけじゃない?」って思うほど自然なふたり。
ジョークも知識も感性もツボが似ていて、LINEの一文ですら笑いのセンスを感じる。
知識の交換はもちろん、相手の頭の中をのぞくたび「わぁ、面白い!」と感動です。
まるで思考の双子。
お互いの弱点をやさしく補い合い、真剣な話もふんわりとまとめられる。
話を聞いて、考えを共有して、理解してクリアになって、さらに二人のシンクロ率に感動!みたいな体験ができちゃう。
信頼と安心感のホームも一緒なので、なんでも離せちゃう相手。
恋も友情も、長く続く知的ハーモニー。
水星×水星 60°セクスタイル
Table tennis rally
ピンポン・ラリー
卓球の達人同士!
あなたが「ピン」と打てば、相手は「ポン!」と返す。
そのテンポが心地よすぎて、夜通しでも話してしまいそう。
相手の考え方を「面白いなあ」と純粋に楽しめるし、意見が違っても「へぇ~そういう見方もあるんだ」と学び合える大人の知性プレイ。
会話のネタは宇宙旅行からネコの肉球論まで幅広く、脱線すらもエンタメ化。
しかも、お互いの脳内にある引き出しを開け合うような心地よさがあるから、話題が尽きない。
知的好奇心が恋愛を加速させる、まさに「頭脳の恋」。
水星×水星 90°スクエア
Endless debate battle!
エンドレス・ディベート
スクエア水星同士は、頭脳が正面衝突するパターン。
お互い「自分の言いたいこと」が先に出ちゃうから、会話がまるで同時通訳状態に。
あなたが冗談のつもりで言った一言が、相手にはガチ批判に聞こえたり、その逆もしかり。
意思疎通が時々「伝言ゲーム崩壊」になるけれど、それすらスリルに変えるポテンシャルがある気はする….
議論は時に国会討論会レベルまで白熱。
与党と野党では話は平行線。
交わりません、噛み合いません。
ただ、感情より論理でぶつかるため、後腐れは少なめ。
必要なのは対決より対話。
大事なのは「相手を打ち負かす」より「新しい視点を引き出す」こと。
これができれば、ただの口ゲンカも知的エンタメに進化するはず。
水星×水星 180°オポジション
Conversation maze, where is the exit?
会話迷路、出口はどこだ!?
まるで違う地図を持った二人が同じ迷路を歩くような関係。
相手が詩的に話せば、あなたは即物的に返す。
あなたが秒速で答えれば、相手は慎重に熟考…。
その結果、話題がぐるぐる回ってデジャヴ状態。
「あれ、この話、昨日も一昨昨日もしたよね?」なんて日常茶飯事。
でも、お互いの脳のOSが違うからこそ学べることしかない!
学べることは水星の喜び。
「その考えすごいな!」
新たな知性を手に入れ、水星は相手への賞賛が生まれちゃう。
時に誤解や情報隠しの疑惑も出るが、正直それもスパイス。
自分にはないものだけど、それすらもふたりにはスパイス。
異なる言語体系を翻訳し合うような刺激が、この関係のクセになる理由。
大切なのは「勝とうとしない」こと。
ふたりの絆は聖なる対極へと進化します。
