太陽×金星のシナストリーアスペクト

明るい太陽の光を受けて、その光あふれる太陽に憧れる金星の関係がこのアスペクト。
ただ金星そのものも美しい存在なので、太陽が先に金星へと光を注ぎたがるかもしれません。

サンキャッチャーは太陽の光をうけ、美しい光のゆらめきをキラキラと発します。
まるで太陽と金星の関係。
ただ、太陽があたたかい春の午後の日差しになるのか、真夏の灼熱の西陽になるかは、アスペクト次第。

ちなみに、太陽×金星のシナストリーアスペクトの場合は、120°のトラインが最も美しく品のある愛情を紡ぎ続けると言われています。

目次

  1. 太陽×金星 0°コンジャンクション
  2. 太陽×金星 120°トライン
  3. 太陽×金星 60°セクスタイル
  4. 太陽×金星 45°スクエア
  5. 太陽×金星 180°オポジション

太陽×金星 0°コンジャンクション

宇宙からの甘々友情&恋愛ギフトセット!


太陽が「ほら、こっち見て!」って言えば、金星は「うん、見てる見てる!輝いてる!」って。
二人にだけは、この世界がすごくロマンチックに見えているはず。

太陽は頼れるリーダー感を出しながらも、金星にだけはちょっと照れ隠しモード。
金星の優雅ささがそんな太陽を優しく迎えるし、金星は「あなたがいるから私、私でいられるの♡」って言いながら、太陽のメンタルから包み込んでハグ。

お互いが憧れ合うアスペクト。
金星→太陽の方向で憧れるけれど、太陽だってそんな視線を送られたら金星が眩しく見えるってもんです。
太陽は金星の美的センスや優雅さや美しい眼差しに触発されて、結局は全力で応えたくなっちゃう。

このアスペクトの良さはバランスが良いところ。
甘いけれど、お互いがお互いの光に憧れている美しい緊張感があります。

ということで、このバランスが崩れると要注意。
太陽があまりにも「俺様路線」で突っ走ると、金星は静かにフェードアウトすることも…。
でも逆に、金星が“愛され役”に徹しすぎると、太陽が「俺は愛されてる?」って不安になる。
お互いにいい塩梅が必要。

ちなみに…実は 憧れって意外と長続きしないものでして。
関係性が長くなる前に、別のアスペクトもうまくつかってね。

太陽×金星 120°トライン

実は合よりも、最も幸福な太陽金星ペアがこのアスペクト。

どっちも心地よい理想のカップル相性。
言葉にすると「気づけば相手のこと好きになってた」系♡

金星の優しさは太陽の誇りをふんわり包み、小さな感謝の言葉で太陽の自信を高めます。
金星から「あなたが好き」って言われると、太陽は「ははぁーっ!」って感じで嬉しさ全開。
太陽は、金星の内なる子供心を刺激して、「人生ってすごく美しんだよ、もっと遊ぼうよ!楽しもうよ」って世界に誘い出してくれるムードメーカー。

金星が太陽に憧れる形だけど、そんな金星が可愛くてしかたないのが太陽。
合は質量が釣り合っているというなら、トラインは金星が太陽に憧れて、太陽が金星を甘やかす関係。

太陽はアートや音楽、詩などで愛を表現し、金星はその愛を全身で受け止め、歓びに満ちたふたり。

ということで、実は官能的な関係でもあります。
金星は美しい星ですから。
この美しさが、太陽の「官能的な喜び」に対する期待を刺激しちゃいます。
もし金星が太陽に片想いしていたら、そっと太陽の手に触れたり、じっと目を見つめてからゆっくり瞬きしてみたりするといいかもね。
あくまでも “品良く” やってね!

ほんのりと甘く、かつ深みのある「愛と友情のミックスドリンク」みたいな組み合わせです、おいしいに決まってる。

合よりもお互いが 憧れ続けるのが120°の特徴。

太陽×金星 60°セクスタイル


たとえば、クラス替えしたその日、バーで隣り合った瞬間、視線が交差して「話したい…!」って感じの一目惚れ感。

太陽は金星を見つめ、「この人となら人生彩り豊かになるな…」なんて思う。
金星は太陽の存在を感じただけで、世界がパステル色に見えちゃう。そのくらい、「見るだけで恋が始まる」テンションです。

ただ着火力といってもそんなに強くはなくて、「気になる」「話してみたい」って感じだし、持続力も弱め。

金星が太陽に「こっち来て!」と手を差し伸べれば、太陽は勇気を出してノリノリで飛び込んでいくので、気になったらぜひ行動を。

そこにあるのは、冒険としての愛と、安心感のある支えの絶妙なハーモニー。

太陽×金星 45°スクエア

ここは一筋縄ではいかないカップル。

太陽は「情熱は全力だぜ!」って燃えるけど、金星は「あなたはわたしにとって憧れの推しだけれど、それってちょっと強火すぎない?」って戸惑うことも。
金星は平和主義で調和とエレガントさを求めたいタイプ。
太陽はむしろ「熱さ」で絆を深めたい。
太陽への強い憧れが、コンプレックスに変わる瞬間。
金星の愛が途端にひねくれちゃう。

でもやっぱり「自分にないもの」で憧れるんだよね、金星が太陽に。
その憧れが45°斜めの方向から太陽に向かうだけに、太陽からしたら「え?なに?なんかややこしいんだけど。ちょっかいヤメテ。」ってなりがち。

お金の使い方や休日の過ごし方でも、価値観が擦れ違う場面が続くかも。
金星「あれも楽しいよね?きれいだよね?共通の趣味にお金かけたいじゃん」
太陽「全般的にちょっと理解できない…ていうか楽しい?お金無駄じゃない?」
ってすれ違いがおこりがち。
太陽が全般的に上から目線気味で金星をみちゃう。

でも!もし、太陽が金星の気持ちを本気で理解しようとし、金星が太陽に情熱を尊重しようとすれば、不思議と深い絆になることも。
金星が太陽に対して素直になるとうまくいく可能性が高まるかも。
小競り合いはあるけれど、それを超えて成熟できる可能性あり!

「惹かれるけど、なぜか距離感ある」系の宿命カップル。
正反対同士だけど、なぜかどこかひかれ合う…っていうオポのアスペクトにあるあるのやつです。

このアスペクトの関係は、金星が太陽を崇拝してしまうレベルなので、どうしても無意識で上下関係ができがち。

太陽は「自分の信念が一番!」派。
金星は「二人の愛や平和が一番でしょ?」派。
ただ、もともとの火力の差が開きすぎるともう「なんか太陽ってすごい、私の信念なんてどうでもいい」とか言い出すかもしれない金星。
一周回って「太陽が強火すぎてしんどい」思いもするかもしれない金星。

金星が大変?そんなことない。
一度結ばれると、急速に素晴らしい関係になるのもこのアスペクトの特徴。

金星が「私たち、もう少し穏やかにいこうよ」と口にすれば、太陽が「じゃあどうすればいいかな?」と真正面から向き合ってくれるようになる。
太陽が「君がいると安心だ」って言えば、金星は「あなたがいてくれるから、私もっと私でいられる」って返せる。

ただし、二人一緒だと過剰に走りやすいタイプでもあるので、浪費や情感表現でバランス崩れやすいの要注意!
でも、うまく息を合わせて主体性と調和を取れたときには、なんとも言えない深い満足感がやってくる…そんな関係です。